デジタル大辞泉 「古川に水絶えず」の意味・読み・例文・類語 古川ふるかわに水みず絶たえず 代々栄えた家は、おちぶれてもなんとか続いていく。基礎のしっかりしているものは容易に滅びないことのたとえ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「古川に水絶えず」の意味・読み・例文・類語 ふるかわ【古川】 に 水(みず)絶(た)えず 基礎のしっかりしているものは、衰えたように見えても容易にほろびない。重代の富豪の家は、おちぶれても何か昔をしのばせるような立派なものを残しているたとえ。[初出の実例]「ふる川にみづたえず 積善のいゑにはよけいあり」(出典:俳諧・毛吹草(1638)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ことわざを知る辞典 「古川に水絶えず」の解説 古川に水絶えず 流れが変わっても昔からの川に水が絶えることがないように、古くから基盤のあるものは、一時衰えたように見えても容易にほろびない。由緒ある家などが、おちぶれても何か昔をしのばせるようなものをいまも残していることのたとえ。 [使用例] 今でこそ、蔭間は法度になっているが、そこは裏があって、吉町へ行けば、古川に水絶えずで、いくらでも呼んで遊べる[中里介山*大菩薩峠|1913~41] 出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報