古徳村(読み)ことくむら

日本歴史地名大系 「古徳村」の解説

古徳村
ことくむら

[現在地名]瓜連町古徳

瓜連丘陵の北にあり、東は瓜連村。北部は平坦な台地、南は丘陵が村のほぼ半ばを占める。寛永一二年(一六三五)の水戸領郷高帳先高に「古徳村」とみえる。「水府志料」によると戸数およそ八四。「東野辺より水戸城下への道筋なり」「古館 勢揃山と云ふ。往昔如何成人の居城共申伝なし。静明神渡御の節神輿休場なり」とある。村の中央よりやや南の高台字富士山に富士神社がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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