古怪(読み)コカイ

デジタル大辞泉 「古怪」の意味・読み・例文・類語

こ‐かい〔‐クワイ〕【古怪】

[名・形動]奇異なこと。ふしぎなこと。また、そのさま。
大勢奴隷に担がれた―な輦台れんだい」〈三島仮面の告白

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「古怪」の意味・読み・例文・類語

こ‐かい‥クヮイ【古怪】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 普通と様子が異なり怪しいさま。奇異であるさま。
    1. [初出の実例]「『オールド・レット・サンドストン』と名くる地皮の中より堀出だせる巨骨の古怪なるものを見れば」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外)
    2. [その他の文献]〔游宦紀聞‐巻六〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「古怪」の読み・字形・画数・意味

【古怪】こかい

古くて奇異。

字通「古」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android