日本歴史地名大系 「古江見村」の解説 古江見村こえみむら 和歌山県:有田市古江見村[現在地名]有田市古江見野(の)村の西方、有田川河口近くの南岸に位置する。南は山越えで湯浅(ゆあさ)湾に至る。寺家谷(てらやたに)を本郷とし、北に新在家(しんざいけ)、西に立畑(たてはた)の三集落からなる(続風土記)。安養(あんよう)寺とともに古くから発生した集落で、安養寺文書に「古江見寺前江」とみえ(文永四年三月一五日付大中臣実基寄進状)、古江見寺の前方は川と海が迫る水際であったことを推測させる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by