古都トロギール(読み)ことトロギール

世界遺産詳解 「古都トロギール」の解説

ことトロギール【古都トロギール】

1997年に登録された世界遺産(文化遺産)で、クロアチアのスプリト市の西、スプリト・ダルマチア郡にあるアドリア海に浮かぶ港町。町の歴史はヴィス島からやってきたギリシア人により植民地が造られた紀元前4世紀にさかのぼる。トロギールの町は古代ギリシア、古代ローマ、そして中世のベネチア共和国の影響を色濃く残す町並みが造られ、ロマネスクからゴシック、ルネサンス、バロックといったさまざまな時代の建物が保存されている。聖バルバラ聖堂は9~10世紀に創建されたもので、トロギール最大の建物である聖ロブロス大聖堂は、13世紀に建てられたロマネスク・ゴシック様式の建造物である。この教会の門はクロアチア人建築家ラドヴァンの傑作とされている。このほか、13世紀以降に建設された聖ロブロ大聖堂をはじめとする教会群、ツィピコの大小邸宅群やカマルレンゴ要塞、ロッジア(涼み廊下)、城壁などがある。◇英名はHistoric City of Trogir

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

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