叩別(読み)たたきわけ

精選版 日本国語大辞典 「叩別」の意味・読み・例文・類語

たたき‐わけ【叩別】

  1. 〘 名詞 〙 利益などを平等に分けること。やまわけ。
    1. [初出の実例]「ふたりしばって三歩づつ、たたきわけにしたところが」(出典:洒落本・太平楽巻物(1782))
    2. 「大興行をさせて利徳(もうけ)茶屋とたたきわけ」(出典安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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