召し放す(読み)メシハナス

デジタル大辞泉 「召し放す」の意味・読み・例文・類語

めし‐はな・す【召し放す】

[動サ四]領地官位などを取り上げる。
大罪を犯さざる者―・すべからざるの由定めらる」〈吾妻鏡一八

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関連語 他動詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「召し放す」の意味・読み・例文・類語

めし‐はな・す【召放】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙
  2. 中世幕府領主がその配下の者の領地、財産などを取り上げる。はぎとる。没収する。
    1. [初出の実例]「故将軍御拝領之地者、不大罪者、不召放之由被定」(出典:吾妻鏡‐元久三年(1206)正月二七日)
  3. 近世旗本御家人名主などの役を取り上げる。

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