召還(読み)ショウカン

デジタル大辞泉 「召還」の意味・読み・例文・類語

しょう‐かん〔セウクワン〕【召還】

[名](スル)呼び戻すこと。特に、派遣した外交使節外交官本国に帰還させること。「特使召還する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「召還」の意味・読み・例文・類語

しょう‐かんセウクヮン【召還】

  1. 〘 名詞 〙 呼びもどすこと。召しかえすこと。
    1. [初出の実例]「出余━召還されたぞ。上方は天子の御ことぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)二)
    2. [その他の文献]〔呉志‐孫皓伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「召還」の読み・字形・画数・意味

【召還】しようかん(せうくわん)

呼びもどす。〔三国志、呉、陸胤伝〕胤、天、~江邊は任輕く、其の才を盡さず。~に召し、するに上司を以てせば、則ち天工畢(ことごと)く脩まり、庶績咸(み)な煕(ひろ)まらん。

字通「召」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android