可部宿(読み)かべじゆく

日本歴史地名大系 「可部宿」の解説

可部宿
かべじゆく

[現在地名]安佐北区可部町可部

近世、高宮たかみや郡の郡本であった可部町には、広島と石見国・出雲国を結ぶ往還の石見浜田路・雲石路などが集中していた。寛永一〇年(一六三三)幕府の巡見使派遣に先立って、可部町でもわたり町に御茶屋三軒が建てられ、公儀役人や参勤交代大名の宿泊や、藩主休息などにあてられた。しかし寛延四年(一七五一)には解体され、跡地に高田蔵が建てられ、公用通行の本陣町屋が受持った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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