精選版 日本国語大辞典 「右将軍」の意味・読み・例文・類語 う‐しょうぐん‥シャウグン【右将軍】 〘 名詞 〙① 奈良時代、外国使来朝などに際して騎兵を率いて警護にあたった職。[初出の実例]「右将軍正五位下佐伯宿禰石湯」(出典:続日本紀‐和銅三年(710)正月壬子)② =うだいしょう(右大将)⇔左将軍。[初出の実例]「右将軍相撲饗」(出典:貞信公記‐承平二年(932)八月一三日)③ 中世、戦陣における右翼隊の大将。[初出の実例]「越後守師泰〈略〉義貞の右将軍、大嶋、額田、籠沢、岩松が勢に打懸る」(出典:太平記(14C後)一四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例