右江渭北(読み)みぎえ いほく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「右江渭北」の解説

右江渭北 みぎえ-いほく

1703-1755 江戸時代中期の俳人
元禄(げんろく)16年生まれ。大坂の人。松木淡々門下享保(きょうほう)の末ごろ出羽(でわ)秋田に滞在。以後江戸にうつり与謝蕪村(よさ-ぶそん)らとまじわり,前田青峨(せいが)にまなぶ。元文4年万句興行を主催し,「江戸廿歌仙」「東風流(あずまぶり)」の刊行に協力した。宝暦5年4月11日死去。53歳。別号に麦天,渭江,時々庵。編著に「若俵(わかだわら)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android