右獄(読み)ウゴク

デジタル大辞泉 「右獄」の意味・読み・例文・類語

う‐ごく【右獄】

平安時代京都の左右両京に設けた獄舎うち右京にあった獄舎。西獄さいごく。⇔左獄

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精選版 日本国語大辞典 「右獄」の意味・読み・例文・類語

う‐ごく【右獄】

  1. 〘 名詞 〙 左右両京に設けた獄舎のうち右京の中御門の北、堀川の西にあった獄舎。西獄(さいごく)。⇔左獄
    1. [初出の実例]「今夜、右獄囚十四人切破獄逃出」(出典百練抄‐建久四年(1193)三月二五日)

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