司法大臣(読み)しほうだいじん

精選版 日本国語大辞典「司法大臣」の解説

しほう‐だいじん シハフ‥【司法大臣】

〘名〙 旧憲法下の司法省長官。司法行政事務を管理するとともに、裁判所および検事局を監督し、検察事務を指揮する権限をもっていた。現在の法務大臣にあたるが、裁判所に対する権限の有無など両者の性格はかなり異なる。
※裁判所構成法(明治二三年)(1890)八条「司法大臣は裁判所の会計事務を専任する為」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の司法大臣の言及

【司法省】より

…司法卿(初代,江藤新平),大少輔以下の官職のもとで,聴訴・断獄の事務をつかさどり,後には検察や警察行政をも担当し,また75年には大審院を設けて後の裁判所の機能をもその機構のなかに含めた。85年内閣制度が施行されると司法卿は廃止され,かわって司法大臣(初代,山田顕義)が任命された。翌年,官制改革があり,総務のほか,民事,刑事,会計各局が置かれ,同省が大審院以下の諸裁判所を管轄することになった。…

※「司法大臣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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