精選版 日本国語大辞典 「司辰」の意味・読み・例文・類語 し‐しん【司辰】 〘 名詞 〙① 漏刻博士(ろうこくはかせ)の唐名。時刻を知らせることをつかさどる役。[初出の実例]「漏刻博士 ロウコクハカセ 権相当従七位下唐名司辰(シシン)或司辰司尅、摯壺郎」(出典:延宝八年合類節用集(1680)三)[その他の文献]〔禰衡‐鸚鵡賦〕② ( 時を告げる鳥であるところから ) 「にわとり(鶏)」の異名。[初出の実例]「覇道寝来是旧城、人鶏独送司晨声」(出典:文華秀麗集(818)下・奉和故関聴鶏〈桑原腹赤〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例