合理説(読み)ごうりせつ

精選版 日本国語大辞典 「合理説」の意味・読み・例文・類語

ごうり‐せつガフリ‥【合理説】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 道徳もと理性にもとめた説。理性にぴったりかなうものだけを認め、そのように生活する考え。理性論
    1. [初出の実例]「一つは理性を本とする者で合理説又は主知説といひ」(出典:善の研究(1911)〈西田幾多郎〉三)
  3. 宗教を理性に基づかせ、理性と調和させようとする立場。さらに人間の理性能力を信頼し、社会生活の計画を理性によって行なおうとする立場。また認識論では、認識根拠を経験ではなく、理性におこうとする立場をいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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