合田清(読み)ゴウダ キヨシ

20世紀日本人名事典 「合田清」の解説

合田 清
ゴウダ キヨシ

明治〜昭和期の版画家



生年
文久2年5月7日(1862年)

没年
昭和13(1938)年5月6日

出生地
江戸・赤坂

旧姓(旧名)
田島

経歴
明治13年農学研究のため渡仏。パリ山本芳翠と親交し、その勧めで木口木版を学ぶ。バルバン経営の彫刻学校に入学。20年帰国。木版研究所を開き、教科書挿絵や新聞号外、雑誌表紙などの絵を印刷。29年東京美術学校のフランス語教授に。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「合田清」の解説

合田清 ごうだ-きよし

1862-1938 明治-昭和時代前期の版画家。
文久2年5月7日生まれ。明治13年フランスにわたり,同宿の山本芳翠(ほうすい)のすすめで木口(こぐち)木版をまなぶ。帰国後,芳翠と画塾生巧館を開設,教科書や新聞の挿絵の版下を制作した。29年黒田清輝らと白馬会結成。昭和13年5月6日死去。77歳。江戸出身。旧姓は田島。代表作に「磐梯山(ばんだいさん)噴火図」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「合田清」の解説

合田 清 (ごうだ きよし)

生年月日:1862年5月7日
明治時代-昭和時代の版画家
1938年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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