デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉住瓢二」の解説 吉住瓢二(初代) よしずみ-ひょうじ 1805-1858 江戸時代後期の長唄唄方。文化2年生まれ。文政8年4代杵屋(きねや)三郎助(のちの10代杵屋六左衛門)の門にはいり,吉住小四郎を名のる。天保(てんぽう)4年瓢二と改名し,江戸中村座で立唄にすすむ。安政5年7月24日死去。54歳。初名は三国為助。大薩摩太夫名は千葉太夫。 吉住瓢二(2代) よしずみ-ひょうじ ?-? 幕末-明治時代の長唄唄方。2代吉住小三郎の門弟で,安政2年(1855)2代瓢二を襲名。翌年立唄にすすみ,明治13年ごろまで江戸の市村座,中村座などで活躍。唄浄瑠璃(うたじょうるり)を得意とした。前名は吉住小作。大薩摩太夫名は千葉太夫(2代)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by