精選版 日本国語大辞典 「吉原被」の意味・読み・例文・類語 よしわら‐かぶりよしはら‥【吉原被】 〘 名詞 〙 手拭(てぬぐい)のかぶり方の一つ。手拭を二つに折って頭にのせ、その両端を髷の後ろで結び、前は左右へひろげたもの。新内流し、また遊里を流して歩く芸人、物売りなどに多く見られる。吉原被〈金々先生栄花夢〉[初出の実例]「おととしあたりの新形の手拭、流行におくれたるを吉原かぶりにして」(出典:滑稽本・戯場粋言幕の外(1806)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例