吉田の清祓(読み)よしだのきよはらえ

精選版 日本国語大辞典 「吉田の清祓」の意味・読み・例文・類語

よしだ【吉田】 の=清祓(きよはらえ)[=大祓(おおはらえ)

  1. 近世、陰暦正月一九日、京都吉田神社の大元宮前で行なわれた疫神祓の神事節分の夜に諸方から追われた疫鬼を、厄塚に封じ込め、清祓して塚を撤去した。この日は婦人参詣が多いので女節分(おんなせつぶん)と呼ばれた。《 季語新年 》 〔俳諧・増山の井(1663)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android