疫鬼(読み)エキキ

デジタル大辞泉 「疫鬼」の意味・読み・例文・類語

えき‐き【疫鬼】

疫病をはやらせるという悪神疫病神

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精選版 日本国語大辞典 「疫鬼」の意味・読み・例文・類語

えき‐き【疫鬼】

  1. 〘 名詞 〙 疫病を流行させるという悪神。やくびょうがみ。
    1. [初出の実例]「我已に疫鬼(エキキ)に魂を奪はれ、今は何に武(たけ)く思ふ共叶ふまじ」(出典太平記(14C後)二三)
    2. [その他の文献]〔論衡‐訂鬼〕

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普及版 字通 「疫鬼」の読み・字形・画数・意味

【疫鬼】えきき

やくびょう神。〔論衡、訂鬼〕(せんぎょく)氏に三子り。生れて(に)げ去り、疫鬼と爲る。

字通「疫」の項目を見る

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