吉田松陰幽囚旧宅(読み)よしだしよういんゆうしゆうきゆうたく

日本歴史地名大系 「吉田松陰幽囚旧宅」の解説

吉田松陰幽囚旧宅
よしだしよういんゆうしゆうきゆうたく

松陰の実家杉氏の旧宅。国指定史跡。安政元年渡航を企てて失敗した松陰は、同年十月野山のやま獄に投ぜられ、翌年一二月実家の杉家に預けられ、一室に幽囚された。

杉家は家禄二六石の藩士で、家は木造瓦葺平屋建で、八畳三室、六畳三室、四畳一室、三畳半一室、三畳一室などからなるが、松陰の幽室は三畳半であった。部屋はもと四畳半あったが神棚を設け狭くなった。松陰は幽囚の間読書と著述に専念し、近親者や近隣の子弟たちに、孟子や武教全書を講じ、久保五郎左衛門に請われて、その主宰する松下村塾のために「松下村塾記」を著述した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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