吉身村(読み)よしみむら

日本歴史地名大系 「吉身村」の解説

吉身村
よしみむら

[現在地名]守山市吉身一―七丁目・吉身町

守山村の北東に位置。守山宿の加宿として中山道沿いに街村を形成。吉見村とも記した。野洲やす川が東を北流、同川の伏流水が湧き水田耕作の適地であった。中世に「守山浦」(称名寺文書)とみえるのは、野洲川を利用した守山の外港としての役割を果した当地をさすものであろう。天正一九年(一五九一)四月の徳川家康知行目録写(大谷文書)に「九百参拾八石壱斗七升 吉身」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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