同生(読み)ドウセイ

デジタル大辞泉 「同生」の意味・読み・例文・類語

どう‐せい【同生】

同じ母から生まれたもの。兄弟姉妹

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精選版 日本国語大辞典 「同生」の意味・読み・例文・類語

どう‐せい【同生】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 父を同じくする者。また、同じ父母から生まれた者。兄弟姉妹。転じて、同じ類の生き物
    1. [初出の実例]「樵夫山館同生客、洛鳥水郷異類朋」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)六・冬日宇治別業即事〈藤原忠通〉)
    2. [その他の文献]〔国語‐晉語四〕
  3. 同年の生まれ。おない年。〔文彦博‐奉陪伯温中散等作同甲会〕
  4. ともに生きること。
    1. [初出の実例]「焉んぞ能く儞と共に同死同生せん」(出典:塩山和泥合水集(1386))
    2. [その他の文献]〔碧巖録‐三二則・垂示〕

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普及版 字通 「同生」の読み・字形・画数・意味

【同生】どうせい

同産

字通「同」の項目を見る

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岩石学辞典 「同生」の解説

同生

同時生

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