同胞同盟(読み)どうほうどうめい(その他表記)Unitas Fratrum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「同胞同盟」の意味・わかりやすい解説

同胞同盟
どうほうどうめい
Unitas Fratrum

1457年東ボヘミアで結成されたフス派団体福音主義による社会平等を主張,67年には4人の司教をもつ独立教会となった。迫害を受けたが (1460~71,1508~14) ,ボヘミアとモラビア一帯に広まり,16世紀初頭には教会数約 400,信徒約 10万。三十年戦争で壊滅的打撃を受けたが,1722年まで存続した (→ボヘミア兄弟団 , モラビア兄弟団 ) 。

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