日本歴史地名大系 「名号村」の解説 名号村みようごうむら 愛知県:南設楽郡鳳来町名号村[現在地名]鳳来町名号三輪(みわ)川左岸、名越(なこえ)村から二キロ東の段丘にあり、旧八名(やな)郡の北端で、対岸の川合(かわい)村は合併前は北設楽(きたしたら)郡に属する。大島(おおしま)川は村域内で三輪川に注ぐ。伊那街道(現国道一五一号)が、川合村に渡る橋(現鳳来橋)を合併前は郡界橋とよんだ。弘法大師が南無阿弥陀仏の六字の名号を書き、村落名になったという伝説がある。江戸期は一村一宗で臨済宗方広寺派石雲(せきうん)寺、鎮守六所(ろくしよ)神社がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by