名高村(読み)なだかむら

日本歴史地名大系 「名高村」の解説

名高村
なだかむら

[現在地名]戸沢村名高

岩清水(いわしみず)村・津谷(つや)村の北、蛇行する鮭(さけ)川右岸に位置する。南東流する濁沢(にごりさわ)川が当地で鮭川に合し、濁沢川左岸に名高、右岸に向名高(むかいなだか)の集落がある。寛文二年(一六六二)から中渡(なかわたり)村(現鮭川村)の百姓たちが開いた新田村で、当村の草分百姓で代々庄屋を勤めた荒川家に残る文書などによれば、万治三年(一六六〇)中渡村治兵衛ら一九人は庄屋荒木八郎左衛門と争い、庄内藩領に家族ら一六一人が逃散、同藩領内で新田開発に従事した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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