デジタル大辞泉
「后腹」の意味・読み・例文・類語
きさい‐ばら【▽后腹】
「きさきばら」に同じ。
「―のは、いづれともなく気高く清げにおはします中にも」〈源・匂宮〉
きさき‐ばら【▽后腹】
后の腹から生まれたこと。また、その皇子・皇女。きさいばら。
「時の帝の御妹、…―におはします」〈宇津保・藤原の君〉
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きさい‐ばら【后腹】
〘名〙 「きさきばら(后腹)」の変化した語。
※宇津保(970‐999頃)あて宮「
大宮の御はらから、同じきさいばらの小宮ときこゆる」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報