向不見(読み)むこうみず

精選版 日本国語大辞典 「向不見」の意味・読み・例文・類語

むこう‐みずむかふ‥【向不見】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 将来のことをよく考えないで行動すること。また、そのような行動や人、あるいは、そのさま。さきみず。
    1. [初出の実例]「今も繁花の隈々に、貧乏神の栖(すみか)をさがすむかふ見ずの猪武者が」(出典洒落本・猪の文章(1753)自序)
    2. 「あの継原や倉瀬のやうな、向(ムカ)ふ見ずをする人ではない」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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