向居城跡(読み)むかいじようあと

日本歴史地名大系 「向居城跡」の解説

向居城跡
むかいじようあと

[現在地名]大洲市上須戒

ひじ川支流上須戒かみすがい川の南東岸にある中世城跡。享禄年間(一五二八―三二)頃から当地を支配していた大津おおつ(大洲)領主宇都宮氏の部将向居氏三代の居城であった。永禄一一年(一五六八)安芸国の毛利氏の援兵三万とともに進攻してきた河野勢によって陥落させられたこともあった(陰徳太平記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android