吟味物調役(読み)ギンミモノシラベヤク

デジタル大辞泉 「吟味物調役」の意味・読み・例文・類語

ぎんみもの‐しらべやく【吟味物調役】

江戸幕府職名寺社奉行町奉行もとで、刑事訴訟下調べ公文書調査などをする役。

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精選版 日本国語大辞典 「吟味物調役」の意味・読み・例文・類語

ぎんみもの‐しらべやく【吟味物調役】

  1. 〘 名詞 〙 江戸幕府の役名評定所留役出役で、寺社奉行の下に属し、訴訟の下調べ、および公文の調査をつかさどったもの。町奉行所に置かれたこともある。
    1. [初出の実例]「始置寺社奉行吟味物調役四人」(出典:日本財政経済史料‐四・官制・地方職制・寺社奉行・寛政三年(1791)二月八日)

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