吠檀多(読み)ベーダーンタ

精選版 日本国語大辞典 「吠檀多」の意味・読み・例文・類語

ベーダーンタ【吠檀多】

  1. 〘 名詞 〙 ( [サンスクリット語] Vedānta )
  2. ウパニシャッド別名。ウパニシャッドはベーダ聖典中最後に成立し、また究極教義を説くので、ベーダーンタ(anta は末尾、究極の意)と呼ばれ、特に後世ヒンドゥー教の理論的側面根拠を与えた聖典として重視される。
  3. ブラーフマ‐スートラを根本教典とするインド六派哲学の一派。八世紀にシャンカラによって完成された。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む