吠檀多(読み)ベーダーンタ

精選版 日本国語大辞典 「吠檀多」の意味・読み・例文・類語

ベーダーンタ【吠檀多】

  1. 〘 名詞 〙 ( [サンスクリット語] Vedānta )
  2. ウパニシャッド別名。ウパニシャッドはベーダ聖典中最後に成立し、また究極的教義を説くので、ベーダーンタ(anta は末尾、究極の意)と呼ばれ、特に後世ヒンドゥー教の理論的側面根拠を与えた聖典として重視される。
  3. ブラーフマ‐スートラを根本教典とするインド六派哲学の一派。八世紀にシャンカラによって完成された。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android