吹出る(読み)フキデル

デジタル大辞泉 「吹出る」の意味・読み・例文・類語

ふき・でる【吹(き)出る/噴(き)出る】

[動ダ下一]内にあるものが外に勢いよく出る。吹き出す。「汗が―・でる」「湯気がやかんの口から―・でる」
[類語]浮き出る浮き出す湧き出る吹き出す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「吹出る」の意味・読み・例文・類語

ふき‐・でる【吹出・噴出】

  1. 〘 自動詞 ダ下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ふき・づ 〘 自動詞 ダ下二段活用 〙
  2. 内にあるものが勢いよく出てくる。水や蒸気などが勢いよくわき出る。ふきだす。ふきいず。
    1. [初出の実例]「毛穴から外へ吹(フ)き出(デ)やう吹き出やうと焦るけれども」(出典夢十夜(1908)〈夏目漱石〉第二夜)
  3. 吹出物が出る。
    1. [初出の実例]「カサガ fuqizzuru(フキヅル)」(出典:日葡辞書(1603‐04))

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