呉允謙(読み)ご いんけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「呉允謙」の解説

呉允謙 ご-いんけん

1559-1636 朝鮮王朝官僚
明宗14年生まれ。元和(げんな)3年朝鮮通信使の正使として大坂平定の祝賀などのために来日伏見城で将軍徳川秀忠と会見した。豊臣秀吉朝鮮出兵により日本につれてこられた捕虜の帰国問題などを話しあったが難航。この体験を「東槎上(とうさじょう)日録」にあらわした。仁祖14年死去。78歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む