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呉承恩 ゴショウオン

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デジタル大辞泉の解説

ご‐しょうおん【呉承恩】

[1500ころ~1582ころ]中国、明末の小説家。山陽(江蘇省)の人。字(あざな)は汝忠(じょちゅう)。号は射陽山人。官途に絶望して著述に専心。「西遊記」の作者とされる。

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大辞林 第三版の解説

ごしょうおん【呉承恩】

1500頃~1582) 中国、明代の小説家。字あざなは汝忠、号は射陽山人。博学で才気に富み、ユーモアのある雑記で知られた。著「西遊記」「射陽先生存稿」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

呉承恩
ごしょうおん
(1500?―1582)

中国、明(みん)代の文学者。字(あざな)は汝中(じょちゅう)、射陽山人と号す。淮安(わいなん)山陽(江蘇(こうそ)省淮安県)の人で、貧しい文人の出。幼いころから文名高く、画(え)もよくした。1544年(嘉靖23)貢生になったが、官は長興県丞(けんじょう)どまりで、ほとんど売文で生計をたて、貧困と不遇のうちに終わった。詩文の多くは散逸したが、当時の復古派とも交流があり、独自の繊細さ、奥深さをもつ。一方、神異の談も好んだといわれ、『淮安府志(わいなんふし)』の記述などから『西遊記』の作者に擬せられるが、確かでない。著に『射陽先生存稿』、『禹鼎志(うていし)』(序文)がある。[桜井幸江]

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世界大百科事典内の呉承恩の言及

【西遊記】より

…中国,明代の白話長編小説で四大奇書の一つ。作者は呉承恩(?‐1582?)といわれるが,明刊本の系統が明らかにならない限り断定できない。現存する最古の明刊本は1592年(万暦20)刊の世徳堂本であるが,それ以前にも数種類は存在していたらしい。…

【中国文学】より

…その作者はもはや市井の無名人だけでなく,教養ある文人も参加しはじめた。その一,二の例をあげれば,戯曲における明の湯顕祖,小説における明の呉承恩,清の呉敬梓(ごけいし)などがある。いずれも詩文集を伝え,湯顕祖は文人として著名な人物であった。…

※「呉承恩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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