周亜夫(読み)シュウアフ

デジタル大辞泉 「周亜夫」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐あふ〔シウ‐〕【周亜夫】

[?~前143]中国前漢武将はい江蘇省)の人。周勃の子。匈奴きょうどとの戦い功績をあげ、景帝の時、呉楚七国の乱を鎮圧して丞相となったが、讒言ざんげんにより獄死した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 ざんげん

精選版 日本国語大辞典 「周亜夫」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐あふシウ‥【周亜夫】

  1. 中国、前漢の政治家。周勃の子。文帝の時、匈奴入寇を防ぐために細柳に屯軍し、文帝に真将軍と称賛された。景帝の時、呉楚七国の反乱軍を撃破し、丞相となったが讒言(ざんげん)にあい、絶食して死んだ。前一四三年没。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android