精選版 日本国語大辞典 「周信」の意味・読み・例文・類語 しゅうしんシウシン【周信】 南北朝時代の臨済宗の僧。字(あざな)は義堂。別号は空華道人。絶海中津とともに五山文学の代表的人物。土佐国(高知県)の人。比叡山で密教を学んだが、一七歳のとき夢窓国師に参禅してその高弟となり、のち関東に赴いて円覚寺などに住し、さらに康暦元年(一三七九)足利義満の命を受けて京都に上り、建仁寺、南禅寺に住した。著書に「空華集(詩文集)」二〇巻、「空華日工集」など。正中二~元中五=嘉慶二年(一三二五‐八八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例