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周口店遺跡 しゅうこうてんいせき

大辞林 第三版の解説

しゅうこうてんいせき【周口店遺跡】

中国、北京の南西54キロメートルにある旧石器時代の遺跡群。第一地点で北京原人が、また山頂洞で新人の化石が発見された。

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百科事典マイペディアの解説

周口店遺跡【しゅうこうてんいせき】

中国,北京の南西約50kmの周口店西方にある洞窟に残された遺跡群。石灰岩の洞窟からシナントロプス北京原人)と命名された40体余の化石人骨や石核石器,剥片石器が発掘された。
→関連項目アンダーソン洞窟遺跡

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世界大百科事典 第2版の解説

しゅうこうてんいせき【周口店遺跡 Zhōu kŏu diàn yí zhǐ】

中国,北京市房山県周口店(北京の南西約54km)西方の竜骨山を中心とする,石灰岩の洞窟・裂隙内に残された旧石器時代の遺跡群。シナントロプスをはじめとする化石人類の発見で名高い。東西1.5kmと南北3kmの範囲内に25ヵ所の化石獣骨,人骨,文化遺物を出土する地点がある。そのうち,原人が使用した地点は,第1地点(猿人洞),70m離れた第15地点,さらに南へ1kmの第13地点の3ヵ所である。また,第1地点の西端から南へ延びた裂隙の山頂部近いところに山頂洞があり,旧石器時代後期,1万8000年前の新人の骨(山頂洞人),石器,骨角器が発見されている。

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世界大百科事典内の周口店遺跡の言及

【旧石器時代】より

…もちろん肉類のほかにも木の実,草の根,キノコなどが食料に供されたのであろう。
【東アジア】

[前期旧石器時代]
 中国ではシナントロプス(北京原人)の遺骸を出土した北京市の周口店遺跡をはじめとして,これまでに23ヵ所の前期旧石器時代遺跡が報告されており,そのうち10ヵ所から原人化石が発見されている。これらの中で最も古いといわれているのは,山西省西侯度の地表下60mの砂礫層から出土した石器であり,古地磁気年代によって約180万年前と推定されている。…

【シナントロプス】より

…中国の北京市南西郊にある周口店遺跡の第1地点(中国では猿人洞という)で発見された化石人類。北京原人ともいう。…

※「周口店遺跡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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