周口店遺跡(読み)しゅうこうてんいせき

精選版 日本国語大辞典 「周口店遺跡」の意味・読み・例文・類語

しゅうこうてん‐いせきシウコウテンヰセキ【周口店遺跡】

  1. 中国北京市房山県の龍骨山に点在する洪積世中頃以後の洞窟遺跡。一九二一年スウェーデンの地質学者アンダーソンが発見シナントロプス北京原人)・シカ・ハイエナなどの化石と人工遺物が出土。上洞からはクロマニョン人に類似する人骨が発見されている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 洞人

百科事典マイペディア 「周口店遺跡」の意味・わかりやすい解説

周口店遺跡【しゅうこうてんいせき】

中国,北京の南西約50kmの周口店西方にある洞窟に残された遺跡群石灰岩の洞窟からシナントロプス(北京原人)と命名された40体余の化石人骨や石核石器,剥片石器が発掘された。またこの洞窟の上方にある別の洞窟からも上洞人と呼ばれる化石人骨や石英製の剥片石器が出土した。1987年世界文化遺産に登録
→関連項目アンダーソン洞窟遺跡

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

関連語をあわせて調べる

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む