呪物崇拝(読み)じゅぶつすうはい

大辞林 第三版の解説

じゅぶつすうはい【呪物崇拝】

人造物や自然物に神秘的価値を認めて、信仰・儀礼の対象とする呪術的・宗教的態度。物神崇拝。フェティシズム。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の呪物崇拝の言及

【偶像崇拝】より

…このような物体の崇拝は多くの地方に見られるが,ことに西アフリカは霊物崇拝(フェティシズム)の郷土として著名である。とくに聖石,聖樹の崇拝も広く見られるが,それが非人格的な力の存在のために崇拝されるのか,人格的な精霊の存在のために崇拝されるのかが呪物崇拝と霊物崇拝との区別になっている(ただし,一般にはこの両者を含めて呪物崇拝―フェティシズムとよんでいる)。 高等宗教で盛んな神像の崇拝は,人格的な神霊の宿るものとの思考の系列から発展するもので,技術が進むと感覚的事物自体にも人格的表現を与えるようになる。…

【フェティシズム】より

…この物体をフェティッシュfetish(物神,呪物)といい,フェティッシュの獲得,接触,所有によって,通常の性交以上の性的満足や興奮が達成される。日本語としては,節片淫乱症,物件恋愛,淫物症,呪物崇拝などと訳されたが,適切とはいえないので現在では原語のまま用いられている。 通常の性愛においても,愛する人の肉体やその一部が特別の愛着の対象となることはあるが,その部分が元来の対象から切り離されて,全体に対して圧倒的な優位性を得た状態が,性倒錯としてのフェティシズムである。…

※「呪物崇拝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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