命根(読み)メイコン

デジタル大辞泉 「命根」の意味・読み・例文・類語

めい‐こん【命根】

いのちもと息の根。また、いのち。みょうこん。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「命根」の意味・読み・例文・類語

めい‐こん【命根】

  1. 〘 名詞 〙
  2. いのち。生命。みょうこん。
    1. [初出の実例]「必ず彼の罪をつくるべきものを命根(メイコム)を断て」(出典地蔵菩薩霊験記(16C後)乙)
  3. いのちのもと。いきのね。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「是人身の命根(メイコン)のある所也」(出典:養生訓(1713)二)

みょう‐こんミャウ‥【命根】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。いのち。生命。
    1. [初出の実例]「只偏に暫時の命根を惜んが為に、専ら長劫の苦種を植ゆる」(出典:愚迷発心集(1213頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android