品ヶ瀬村(読み)しながせむら

日本歴史地名大系 「品ヶ瀬村」の解説

品ヶ瀬村
しながせむら

[現在地名]美山町品ヶ瀬

うそぐち村の東南方、足羽川の東岸にある。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では北宇坂きたうさか(上)郷に含まれる。村名は正保郷帳にみえ、田方九四石余・畠方一三七石余。福井藩は領内を一四の代官領に分けて支配し、そのなかに四〇ヵ村二万石近くをまとめた品ヶ瀬領があったが、当村に代官所があったわけではなく、その領名については不明。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android