哲学は神学の婢(読み)てつがくはしんがくのはしため

山川 世界史小辞典 改訂新版 「哲学は神学の婢」の解説

「哲学は神学の婢」(てつがくはしんがくのはしため)
Philosophia ancilla theologial

西欧中世哲学は,聖書教父著作をできるだけ正確に理解しようとする知的営為として発展した。また人間や自然の探究でも,聖書の教えに反しないことが第一とされた。そのかぎりで哲学は,神学に奉仕するものだった。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

旺文社世界史事典 三訂版 「哲学は神学の婢」の解説

哲学は神学の婢
てつがくはしんがくのはしため

中世のヨーロッパにおいて,神学が最高の学問であったことを示す言葉
キリスト教の教理信仰倫理を研究する神学は,中世ヨーロッパの学問の中核であった。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む