精選版 日本国語大辞典 「唇形花冠」の意味・読み・例文・類語 しんけい‐かかん‥クヮクヮン【唇形花冠】 〘 名詞 〙 植物の合弁花冠の一つ。筒状で先が上下の二片に分かれ、くちびるのような形をしたもの。オドリコソウなどのシソ科、シオガマギクなどのゴマノハグサ科植物などに多い。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「唇形花冠」の意味・わかりやすい解説 唇形花冠しんけいかかんlabiate corolla 合弁花冠の左右相称の花冠で,縁が上下の2部に深く分裂し,正面から見ると唇のようにみえるものをいう。シソ目やラン科に普通にみられる。多くの場合下側中央の裂片は大型で花冠の主体を占めるので,これを特に唇弁 labiumという。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報