唐梨(読み)カラナシ

精選版 日本国語大辞典 「唐梨」の意味・読み・例文・類語

から‐なし【唐梨】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あかりんご(赤林檎)」の古名。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
    1. [初出の実例]「るりのさらに唐梨のむきたるを四ついれて」(出典:発心集(1216頃か)四)
  3. 植物かりん(榠樝)」の古名。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「凡正月上卯〈略〉其御杖榠樝 めいさ 和名からなし 三束」(出典:延喜式(927)四七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「唐梨」の解説

唐梨 (カラナシ)

植物。バラ科の落葉高木,園芸植物,薬用植物。カリンの別称

唐梨 (カラナシ)

植物。バラ科の落葉高木,園芸植物。リンゴの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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