唐鋤星(読み)カラスキボシ

デジタル大辞泉 「唐鋤星」の意味・読み・例文・類語

からすき‐ぼし【唐×鋤星】

二十八宿の一、参宿しんしゅく和名。星の配置唐鋤に見立てた名。→しん

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精選版 日本国語大辞典 「唐鋤星」の意味・読み・例文・類語

からすき‐ぼし【唐鋤星・犂星】

  1. 二十八宿の一つ、参(しん)の和名。オリオン座の中央部に三つ並んでいる星。その形を農耕具のからすきに見たてていう。日本では冬の南天に見られる。みつぼし。三連星(みつらぼし)。参星(しんせい)参宿。からすき。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「星にからすき星とて天にあるぞ。からすきの如なり」(出典:日本書紀桃源抄(15C後)中)

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