日本歴史地名大系 「問屋要用」の解説 問屋要用といやようよう 四冊成立 明和二年以降原本 赤羽家解説 掛川宿問屋文書で掛川宿の問屋鈴木重右衛門家に伝えられ、縁故のある赤羽氏が所蔵。一冊は正徳五年から享保一三年、二冊は同一三年から同一七年、三冊は延享二年から宝暦三年、四冊は同五年から明和二年までで、二冊目と三冊目の間の一冊分が欠けている。問屋場で必要な書留の控書で、内容は公儀の法度、品川宿からの通達、問屋・助郷関係の文書、町内火災の調書などで、三冊目の小笠原氏から太田氏に掛川藩主が交替した折に町奉行に提出された願書・申渡・持馬覚など一連の書類は当時の宿場事情をよく伝える。活字本 「掛川市史」資料編近世 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by