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善光寺式阿弥陀三尊 ぜんこうじしきあみださんぞん

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世界大百科事典 第2版の解説

ぜんこうじしきあみださんぞん【善光寺式阿弥陀三尊】

長野県善光寺の本尊阿弥陀三尊像を模刻し勧請したと伝える像。その原像(善光寺如来)は古来まったくの秘仏で他見を許さないため,各地にのこるこの形式の仏像がどの程度原像に忠実であるか明言できない。寺伝によれば,原像は欽明天皇13年に百済聖明王より貢献された像で,悪疫流行により難波の堀池に捨てられ,それを本田善光が拾って自宅に安置し,後に一寺を建てたのがそのはじまりという。伝模の像はだいたい,中尊は通肩に衣をまとい蓮台に直立し,右手は胸前で五指を開いて立てて掌を見せる。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の善光寺式阿弥陀三尊の言及

【金銅仏】より

…平安時代後期11世紀ころから,素材の特質である恒久性を生かした経塚埋納仏,多く山頂に安置される蔵王権現像,白山本地仏などが作られたが,造像の主流にはならず,その時代の木彫様式に準じる作風を示している。鎌倉時代以後は金銅製の善光寺式阿弥陀三尊の造像が流行し,高徳院阿弥陀如来像(鎌倉大仏)など金銅仏の造像もやや増したが,彫刻の主流はあくまでも木彫像であり,その後もこの状況は変わらない。
[造像技法]
 中国,朝鮮,およびそれをうけた飛鳥,白鳳,奈良時代の金銅仏は,ほとんどが蠟型による鋳造法で製作されたと考えられている(図)。…

※「善光寺式阿弥陀三尊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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