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一光三尊 いっこうさんぞん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

一光三尊
いっこうさんぞん

光背の形式の一種。釈迦三尊,薬師三尊,阿弥陀三尊像などの光背が三尊をおおうように造られたもの。中国の六朝時代にもみられ,日本では飛鳥時代など初期の作品に多い。法隆寺金堂の『釈迦三尊像』,長野,善光寺の『阿弥陀三尊像』の光背は代表的な作例。

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世界大百科事典 第2版の解説

いっこうさんぞん【一光三尊】

3体の仏像が一つの大きな光背を負う図像をいう。一光とは一つの光背,三尊とは如来を中尊として,その左右に2菩薩を脇侍とする三体一具の仏像のことである。その光背の形は舟形,あるいは1枚の蓮弁を大きくかたどったような形をしており,挙身光ともいう。この一光三尊形式の源流は中国北魏時代の仏像に求められるが,日本の作例では法隆寺金堂に安置される623年(推古31)に造立された釈迦如来三尊像とその光背が最も名高い。

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大辞林 第三版の解説

いっこうさんぞん【一光三尊】

仏像で、中尊と両脇士きようじの三尊が一つの舟形光背を負っている形式。法隆寺金堂釈迦三尊像が著名。

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世界大百科事典内の一光三尊の言及

【善光寺式阿弥陀三尊】より

…三尊足下の蓮台は臼形蓮台とよばれ,蓮肉部の高い垂敷蓮華である。光背は大きな舟形光背で,光中に七化仏があり,1光背中に三尊が納まるところから一光三尊と称する。この形式の像は鎌倉時代から流行し,全国に200余体を数える。…

※「一光三尊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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