善因善果(読み)ゼンインゼンカ

デジタル大辞泉 「善因善果」の意味・読み・例文・類語

ぜんいん‐ぜんか〔‐ゼンクワ〕【善因善果】

仏語。よいことをすればそれがもととなって必ずよい報いがあるということ。⇔悪因悪果
[類語]情けは人の為ならず陰徳あれば必ず陽報あり

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精選版 日本国語大辞典 「善因善果」の意味・読み・例文・類語

ぜんいん‐ぜんか‥ゼンクヮ【善因善果】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。よい行ないは、因として必ずよい果報をもたらすということ。

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四字熟語を知る辞典 「善因善果」の解説

善因善果

仏教で、よい行いは、因として必ずよい果報をもたらすということ。

[解説] 「善因」はよい結果を生むもととなる行い。「善果」は善行による報い。

[対義] 悪因悪果

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「善因善果」の意味・わかりやすい解説

善因善果
ぜんいんぜんか

因果応報」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の善因善果の言及

【因果】より

…特に仏教用語として用いられる場合は,(ごう)思想と結びつき,自己の存在のあり方にかかわる因果性をいう。すなわち〈善因善果・悪因悪果〉という言葉で表現されるように,たとえば,人間あるいは天人として生まれるという善の結果を,あるいは地獄・餓鬼・畜生として生まれるという悪の結果を得るのは,前世の自己の善業あるいは悪業を原因とするという考えである。仏教の説くこのような因果法則は自然科学的因果法則というよりは,むしろわれわれの行為に関するものである。…

※「善因善果」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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