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善愷 ぜんがい

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

善愷 ぜんがい

?-? 平安時代前期の僧。
法隆寺の僧で,同寺の檀越(だんおつ)(後援者)登美直名(とみの-ただな)の不正を太政官に告訴した。裁判は法の解釈をめぐり論争をよび,承和(じょうわ)13年(846)に判決がくだる。伴(ともの)善男らの主張により,弁官が解任され,善愷は違法の訴えをしたとして笞罪(ちざい)に処せられたという。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典内の善愷の言及

【善愷訴訟事件】より

…法隆寺僧の善愷が846年(承和13),法隆寺檀越で当時少納言であった登美直名(とみのただな)を,寺産を不正に自己のものとしたとして直接弁官に訴えた事件。このような檀越の専横は当時多く見られたが,この訴訟はことに,9世紀初頭に沈滞の極に達し檀越登美氏から疎外されていた法隆寺僧の,道詮を中心とした自主性回復運動を背景としていた。…

※「善愷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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