喜田宏(読み)きだ ひろし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「喜田宏」の解説

喜田宏 きだ-ひろし

1943- 昭和後期-平成時代の獣医学者,微生物学者。
昭和18年12月10日生まれ。武田薬品工業技術研究職などをへて,平成6年北大教授。インフルエンザ人獣共通感染症であることを実証,新型インフルエンザウイルス出現機構の解明とその感染性中和の研究で業績をあげる。17年「インフルエンザ制圧のための基礎的研究」で学士院賞。19年学士院会員。北海道出身。北大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android